食習慣・食生活が生活習慣病をつくり、老化を加速している!
1.糖質
糖質というと、砂糖、ブドウ糖、ショ糖を思い浮かべるが、それだけではない!
糖質は、炭水化物に多く含まれ、炭水化物から、食物繊維を引いたものが糖質である(糖質+食物繊維=炭水化物)。
糖質って何なんだ? それは食後すぐ体内で「ブドウ糖」になるものだ。
2.炭水化物
炭水化物には糖質が多くある。
糖質を問題視するのは、
①血糖値の上昇(血糖値スパイク)
②終末老化物質「AGEs」が毎日つくられる
ということだ。
血糖値の上昇(血糖値スパイク)
☑血糖値スパイクとは、炭水化物など糖質を含む食品を摂取することで、食後に急激に上昇した血糖値がその後急降下する「血糖値の急激な変動現象」のこと。血糖値の急激な上昇とは、血糖値が140mg/dl以上になることを表している。
☑血糖値スパイクが起きてしまった人は、血糖値の急激な上昇と下降が繰り返されることで、糖尿病予備軍になってしまう可能性が高まり、やがては糖尿病になるだろう。
心臓や脳の病気になるリスクがある。血糖値の変動が激しくなると、血管の損傷にも繋がる。それにより心筋梗塞や動脈硬化、狭心症といった心臓疾患や、脳卒中や脳梗塞などの血管に関係した重大疾病が引き起こされる可能性が高くなる!
☑アルツハイマー型認知症(血糖値スパイクが日常的に発生している人の場合、食後の高血糖の際には大量のインスリンが分泌され、その後一気に低血糖状態になります。低血糖状態に陥ると、脳細胞が糖を吸収するために不可欠なインスリンが不足してしまうのだ。その結果、糖を取り込めないことで脳細胞はダメージを受け、アルツハイマー型認知症を発症しやすくなる、ということも最近の研究で分かっている。
終末老化物質「AGEs」が毎日つくられる
糖化とは何かを説明すると、食生活で糖を過剰に摂取し過ぎると終末老化物質を体内に作ってしまって、これを糖化というが、体の様々な不調を招いてしまうのだ。なぜかというと、カラダの中の余分な糖がタンパク質と結びつき終末老化物質「AGEs」を生成し、ため込んでしまう。その終末老化物質「AGEs」が身体に悪影響を及ぼしてしまうわけだ。

出典:https://seikatsushukan.jp/blood-glucose-level/spike.html
終末老化物質「AGEs」
これは、普段の食生活で糖を過剰に摂取し過ぎると老化の原因となる物質を体内に作ってしまうということ。週末老化物質「AGEs」は体内に蓄積されていくことになる。
この終末老化物質AGEsは一度生成されると分解、体内から排出されにくい物質で、そのAGEsの蓄積は肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さらに体調不良や様々な病気(糖尿病、高血圧、がん、認知症等々)の原因になる。
AGEsはAdvanced Glycation End Products の略語で、身体の様々な老化の関係する物質なのです。 このAGEsは分解されにくく肌や髪の毛、骨など全身の老化を進行させるだけでなく、様々な病気(糖尿病、動脈硬化、腎不全、認知症、ガン、高血圧)の原因や症状の悪化につながるといわれています。

出典:https://seikatsushukan.jp/blood-glucose-level/spike.html
糖質の種類は3種類
☑単糖類・二糖類 (砂糖・フルーツ)
多糖類 (ごはん・パン)
果糖ぶどう糖液糖 (清涼飲料水・砂糖の多い甘いもの)
☑単糖類・二糖類(砂糖、フルーツ)・・・大きさが小さい、分解する必要がないから体の中で一気に吸収。それによって血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌される。
肥満や糖尿病のリスクが高まる
☑多糖類(ごはんやパン)・・・単糖類の集合体で、体に入ってから徐々に分解されながらゆっくり吸収されるので肥満や糖尿病のリスクは低くなります。
☑果糖ブドウ糖液糖・・・甘いジュース、練乳、甘いヨーグルト、焼き肉のたれなどの加工品に多く入っている。トウモロコシなどから作られた甘い成分で体内に入ったら吸収が異様に早い。
一番危険。果糖ブドウ糖液糖を摂ると、ドーパミンがでて糖質依存症になりやすい。摂り過ぎないよう注意しましょう。
ごはんには炭水化物以外に食物繊維やビタミンなどの栄養素が含まれる。体にもいいし、吸収も遅いのでしっかり食べましょう。
太りにくい糖質の食べ方とは?正しい取り方を知ろう!
太りにくい糖質の食べ方とは?一生続けられる食べ方とは?
①主食以外の食物繊維の多いものから食べる
②糖質の多いごはんなどは後から食べる
③しっかりかんでゆっくり食べる。(箸をいったん置くなど)
④間食を食べる場合は、食べる分だけお皿に盛って食べすぎ防止。
3.食事摂取基準
厚生労働省から出されている、食事摂取基準を参照すると、40代であまり運動しない女性の場合、1日糖質220gが良いとされています。
1日220gとは
お茶碗1杯(150g)のごはん・・・糖質55g
おにぎり1個・・・40g
お茶碗に軽く1杯で糖質55gなら、毎食軽くたべて、他のおかずなどの糖質も考えればそんなに抜く必要は感じなくなりますね。
ごはん以外にもおかずにも糖質が入っていますから、トータルで考えることが大切です。
運動をする20代女性だと245g、40代男性だと290g、10代は400~500g必要なので年齢や性別で多少変わります。
糖質制限ダイエットをやってもいい人とは?
基本的に糖質制限は、肥満の人や、糖尿病とその予備軍の方には効果的です。
しかも期間は1年以内とし、糖質を完全に抜いたり、極端に糖質を減らすのは危険です。
ですから、健康な人が糖質制限をするのは健康を害してしましますので注意が必要です。
食べ物 ⇒ 糖質量【角砂糖】置換えリスト
4. 角砂糖何個分?
5. 糖質を常時食べると、体で何が起こる?
① 急激に血糖値が上がり、インシュリン が大量分泌され、血糖値が急降下する「グルコーススパイク」という。血管がもろくなり、動脈硬化・心筋梗塞 ・狭心症のリスクが増大する。インシュリンの大量分泌により、血液 中のインシュリン濃度が急激に上がる。急性の「高インシュリン血症」状態になり、ホルモンのバランスが崩れ、交感神経 興奮・高血圧・内臓脂肪蓄積・動脈硬化になる。 どちらも「目に見えにくい」変化だが 確実に起こっているのが怖いのだ。
つまり、炭水化物は食物繊維+糖質なので、糖質が多く含まれる食べ物を挙げてみた。
❶ ご飯
❷ 食パン
❸ ピザ
❹ カレーライス
❺ かつ丼
❻ カップラーメン
❼ ショートケーキ
❽ ポテトチップス
❾ ピザ
❿ ドーナツ
⓫ ジュース類
⓬ 穀類(米、小麦、とうもろこしなど)が原料の食べ物
⓭ ゴハン、パン、麺類、もち、菓子類など(煎餅類・スナック類含む)
⓮ 糖類(さとう、シロップ、蜂蜜など)
⓯ 果物(アボガドを除く)
⓰ 甘い清涼飲料水(スポーツドリンク・野 菜ジュース含む)
その他食品別の角砂糖変換リスト

1、ごはん
ごはん茶碗1杯の炭水化物はおおよそ55~60gということで、角砂糖に換算すると15,16個ほどの糖分
ご飯1杯(150g)= 角砂糖14個

2、食パン
食パンには角砂糖9個分の糖分が含まれている
食パン(6枚切り)1枚 = 角砂糖6.5個

3.ピザ
角砂糖19個 (;・∀・)
1ピース(1/8カット:平均的な80gで換算)= 角砂糖10.2個
※ピザ1枚の量は8倍になる

4.カレーライス
カレーライスには角砂糖35個分の糖質が含まれていた
*注:糖質=砂糖ではないです。あくまで糖質を砂糖で換算した場合こうなるということ

5.かつ丼
かつ丼1人前 = 角砂糖29個

6.カップヌードル
カップヌードルごはん 約20個分の角砂糖
カップヌードル 約12個分の角砂糖
カップヌードルミニ 約6個分の角砂糖

7.ショートケーキ
富士フィルムも糖質制限!
スパゲッティーは角砂糖17.9個、
ごはん1杯は角砂糖18.4個、
ショートケーキは角砂糖17個
角砂糖は糖質3.00g
有効数字3桁!小数点以下まで書いているのが富士フィルムらしい

8.ドーナツ
1個(オールドファッションで換算)= 角砂糖7.15個

9.ジュース
紅茶花伝は、32g
ポカリは、36g
コーラは、60g
ファンタは、64g

10.スポーツドリンク
スポーツドリンクに含まれる糖質量は、
500mlのペットボトルで、角砂糖10個分程度入っているものもあります。

11.スポーツ飲料
スポーツ飲料には多量の砂糖が含まれており、その量は、500 ml中で23~33 g(注:商品により異なる)で、
これを1個3gの角砂糖で換算すると、7~11個分に相当します。
かなりの量だと思いますし、砂糖水と言っても良いでしょう。
スポーツ飲料は、コーラ等に比べて砂糖の量は少ないですが、それでも、これだけ多くの砂糖が含まれているのは意外、一般的には知られていないのではないかと思います。

ジュース
コーラに入っている糖質を砂糖で可視化(500mlに角砂糖11-15個)

ダイドー:4個分
ジョージア:4個分
ヤクルト:3個分

スターバックスのモカフラペチーノ
グランデ(450g)で、47g

マックシェイクには・・・
28個もの角砂糖が…
ただし、USサイズです

ジュース
角砂糖ではないが、角砂糖に換算した場合の糖質量です。
レッドブルには推定9本分のスティックシュガーが、オレンジジュースには7本、マミーにも7本といった具合だが、非常に興味深いのは野菜ジュースにも5本分ぐらいのスティックシュガーが入っており、下のジョジーアコーヒー4本よりも多いというのは意外な事実

ジュース、牛乳
ダイエットで食事を抜いて、野菜ジュース!!
なんて人、砂糖換算するとビックリ!!です!
6. 糖質を常時食べると、体で何が起こる?
②直接的な現象
❶ メタボ・肥満
❷ 血流障害⇒ 体中の血管がぼろぼろになる
❸ ビタミンB1の大量消費⇒体内で不足する
❹ 代謝障害⇒ホルモンのバランスが崩れる
❺ 発生する可能性の高い病気⇒ 高血糖症・高血圧・動脈硬化
❻ 糖尿病(下肢切断・失明・糖尿病性腎症)
❼ 3大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)
❽ 神経障害(認知症・うつ・精神疾患・自律神経失調症など)
❾ 肝機能障害・腎機能障害などの多臓器障害
❿ 生理不順、生理痛、不妊症
⓫ 虫歯、歯周病
7. 糖質の中毒性(やめられない理由)
糖質を摂取した際の脳内の活動は、麻薬を摂取したとき の脳内の活動と同じ
糖質を摂ると脳のA10神経系が刺激され、ドーパミンが分 泌されて、強い快感をもたらす
このメカニズムは、コカインなどのドラッグを服用したと きとまったく同じ
糖質を摂取すると、数時間で血糖値が下がりすぎて強烈な空腹感がくる
それを解消するために、また大量に糖質を取ると強い快感をもたらし、このスパイラルが依存状態を作る
8. 糖質を(ある程度)食べてもいい人
① 日常的にたくさん動かす人 元気な子供(小学生くらいまで)
② 激しいスポーツ選手
③ 肉体労働者
④ 糖尿病の治療薬を服用している人・ インスリン治療を行っている人
それ以外の人は、糖質を食べると害になる ・・・そういえば
9. 糖質を食べたらヤバイ人
❶ 体をあまり動かさない人
❷ 肉体労働をしていない人
❸ プロスポーツ選手じゃない人
❹「デスクワーク」の人全員
❺ 荷物を人力で運んだりしない人
❻ 工事現場などでも「監督しかしない」人
❼ 幼い子供が3人以上いない「主婦」
❽ 週5日以下しかスポーツしない人
❾ 県大会・全国大会を目指さない学生スポーツ選手
10. 糖質制限のコツ①
満足するまで食べたいなら(カロリーは一切気にせず)、肉なら6000kcal食べても太らないのは実験済だ。
糖質を食べると数時間後に必ず強烈な空腹感がくるため
一番つらくないのは「一気に主食をやめる」こと
食費のことを気にすると逆に損をする
「糖質は安い」の罠にはまるな!
病気になったら逆にコスト激増・収入減
体調不良・気分障害・居眠り癖がなくなるので 生産性は向上
11. 糖質制限のコツ②(家編)
朝食⇒基本食べないでOK(原始時代は朝から食べ物を探しに行った)
食べるなら、卵・ベーコン・ソーセージ・チーズ・納豆・味噌 汁・ポトフ・ココットなど
牛乳は糖質が少し入っているので、できれば避ける
間食⇒ナッツ・チーズ・サラミ・ソーセージなど「バーのつまみ系」
チビチビ・ゆっくり・満足するまで食べるのがコツ
昼食⇒軽食
夕食⇒肉・魚・野菜(芋・根菜除く)はいくらでも食べ放題
砂糖・蜂蜜・みりんは使わない
甘みは「パルスイート」「ラカントS 」でつける
とても経済的なのは「鳥の胸肉」「さんま」「サバ」「いわ し」「豆腐」を「豚ラード」「マヨネーズ」で料理
炒め物は植物油ではなく、豚ラードを使うとおいしくて安くて健康的で満足感最高
(植物油はω-3脂肪酸以外は摂らないのが理想)
12. 糖質制限のコツ③(外食編)
昼メシ(外食編)
定食を「ご飯抜きで」とオーダーするのが一番カンタン
「ラーメンライス」・「ソバとお稲荷」は最悪(主食ダブルパン チ)
ラーメン屋・うどん屋・そば屋・パスタ屋・カレー屋・お好み焼き 屋(大阪風)は避ける(糖質メニューしかないので)
甘い清涼飲料水・甘いデザートはNG
お茶するとき パルスイートを持ち歩く(たくさん入れて甘くしてOK)
スポンジケーキ系は絶対NG (砂糖+小麦粉のダブルパンチ)
どうしても甘いもの!というときは「プリン少量」か「シュークリー ム1個」か「無糖ヨーグルト+パルスイート」
夕飯(外食編) 飲み屋のつまみがベスト(焼き鳥・えだまめ・唐揚げ・ソーセージ盛 り合わせ・冷奴・するめ・ししゃも・肉豆腐・刺身・カルパッチョ など)
焼き鳥はタレより塩・おでんは大根より卵・牛スジ
大根サラダよりアボガドサラダ
肉じゃがより肉豆腐
オムそばより出汁巻き卵
シメのご飯もの・麺類は絶対NG
酒は蒸留酒(焼酎・ウイスキーなど)ならガンガン飲んでOK
13. 糖質(穀物)食の歴史①
人類はもともと穀物を食べていなかった
人類の歴史数百万年のうち穀物の栽培が始まったのは 1万年前(たった1%以下の歴史しかない)
400万年前300万年前200万年前100万年前現代 狩猟採集時代 (動物・鳥・魚・山菜・秋だけ果実などを食べていた)
なぜずっと穀物を食べなかったか 穀物(草の種子)は、人間には小さすぎて集めにくい
穀物でんぷんは加熱しないと人間には消化できない 1万年前 穀物の栽培が始まる
14. 糖質(穀物)食の歴史②
穀物を食べるようになった背景
1万年前、穀物の栽培技術が確立された
脱穀と加熱調理の技術が確立された 穀物食に移行した理由 収量が多く、経済的だった
穀物を食べる他の動物(ライバル)が少なかった 穀物を食べる動物は、ねずみ類と鳥類の一部のみ
加熱でんぷんは、おいしくて中毒性がある ⇒権力者が労働者を支配するのに都合がいい
肉体労働には有用(エネルギー補給機能)

15. 糖質は人類にとって必要か?
糖質は、現代の人間という種にとっては 全く必要のない物質である
体を作るのは「蛋白質」
活動のエネルギーは「脂質」
体の機能調整は 「ミネラル・ビタミン類」
糖質は「活動エネルギー(脂質)の代 替物」に過ぎない
エネルギーは「脂質」が一番効率がよい
糖質をエネルギー代わりにすることは、 ガソリンエンジン車に「サラダ油」を入れて走っているようなもの ⇒そのうちエンジンが壊れる。
ファーストフード系
食べ物 |
角砂糖に置き換えた糖質量 |
ハンバーガー(1個) |
7.6個(30.2g) |
フライドポテト(Mサイズ) |
12.9個(51.4g) |
ライスバーガー(焼肉) |
14個(55.8g) |
オニオンフライ |
7.2個(28.9g) |
ソフトクリーム |
5.9個(23.4g) |
アップルパイ |
6.6個(26.3g) |
ハッシュドポテト |
3個(12.1g) |
ホットドッグ |
6.4個(25.6g) |
チキンナゲット(5個入り) |
3個(135.5g) |
丼物
食べ物 |
角砂糖に置き換えた糖質量 |
牛丼(並) |
23.8個(95.1g) |
牛丼(大盛) |
32.9個(131.7g) |
牛丼(アタマ大盛り) |
30個(103.8g) |
牛丼(特盛) |
33.9個(g) |
豚丼(並) |
22.9個(91.6g) |
カルビ丼(並) |
25.8個(103g) |
うな重(2枚) |
27個(108g) |
カレー(並) |
29個(116g) |
かつ丼(並) |
28.3個(113.2g) |
天丼(並) |
26個(103.9g) |
麺類
食べ物 |
角砂糖に置き換えた糖質量 |
醤油ラーメン |
20.7個(82.6g) |
味噌ラーメン |
23個(92.0g) |
塩ラーメン |
9.5個(78.0g) |
豚骨ラーメン |
18.3個(73.1g) |
つけめん |
22個(87.8g) |
きつねうどん |
20.4個(81.6g) |
たぬきそば |
15.7個(62.8g) |
カフェ・洋食系
食べ物 |
角砂糖に置き換えた糖質量 |
サンドイッチ(HLT) |
7.7個(30.9g) |
パスタ |
21.4個(85.7g) |
グラタン |
9.6個(38.4g) |
ミートパイ |
7.3個(29.1g) |
スナック菓子
食べ物 |
角砂糖に置き換えた糖質量 |
じゃがりこ(サラダ) |
9.5個(38.1g) |
かっぱえびせん |
15個(60.6g) |
ポッキー(1袋) |
5.2個(20.9g) |
カール |
10.6個(42.5g) |
ポップコーン |
7.5個(29.8g |
洋菓子
食べ物 |
角砂糖に置き換えた糖質量 |
チーズケーキ |
4.2個(16.96g) |
スコーン |
8.1個(32.22g) |
プリン |
2.8個(11.35g) |
クッキー |
1.4個(5.66g) |
ワッフル |
4個(31.34g) |
パウンドケーキ |
5.3個(21.24g) |
ミルクレープ |
5個(19.8g)76.7g) |
バウムクーヘン |
7.5個(29.8g) |
和菓子
食べ物 |
角砂糖に置き換えた糖質量 |
大福 |
15.2個(60.8g) |
どら焼き |
12個(48g) |
きんつば |
8.4個(33.4g) |
最中(もなか) |
6.5個(25.8g) |
ようかん(ミニ) |
9.9個(39.7g) |
だんご(1本) |
7.8個(31.2g) |
まんじゅう |
15.5個(61.9g) |
16. 結論:糖質とは何か
糖質は絶対に必要とされるほどの栄養価値がない。エネルギー源とされるが、必要以上に摂取するから、脂肪として蓄えられ、メタボがあふれている。なぜなら糖質は「嗜好品」となっているからだ。タバコ・お酒と同じように、人々を楽しませてくれるが、中毒性があり、ブレーキが利かない人々は多く、摂り過ぎて大きな害をもたらす。その結果が、①血糖値の上昇(血糖値スパイク)②老化原因物質「AGEs」が毎日つくられることで、前述したとおりである。
17. 糖質制限は、なぜ一気に普及しないのか?
糖質を作る人・売る人・関わる人が多すぎる
作る人⇒ 米・小麦・砂糖を作る農家、製粉メーカー(日本製粉など)、パンメーカー(ヤマザキパンなど)、インスタントラーメンメーカー、パスタメーカー、お菓子メーカー
売る人⇒ ラーメン屋・そば・うどん屋・パスタ店・パン屋・カレー店・ お米屋・牛丼屋・ハンバーガー屋・ピザ屋・ケーキ店など
糖質制限が「新しい常識」になって、 糖質制限が普及すると、これらの企業倒産も起こるだろう。だが、農民や企業・食品メーカ・料理人・菓子職人などは、残念ながら、民衆の健康を考慮していない。栄養バランスに関して不勉強であり、グルメを自負している人たちで、農薬や生活習慣病に関して、食源病には無知である。
1977年、世界最高の調査機関・米国上院が食事・栄養と病気の関係を始めて解明しました。
☆ガン、心臓病、脳卒中など生活習慣病は、食事の欧米化が原因になって起こる、これらが『食源病』である。
この間違った食生活を改めることでこれらの病気を予防する以外に先進国民が健康になる方法はない。
☆栄養に盲目な片目の現代医学は頼りにならない。
この二つがフォード大統領特命の著名なアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書・通称マクガバンレポートの結論です。
食源病
ガン、脳疾患、糖尿病、痛風、心疾患、高脂血症、動脈硬化、不整脈、高血圧、低血圧、白血病、
敗血症、貧血、肩こり、腰痛、頭痛、生理痛、生理不順、息切れ、めまい、動悸、前立腺肥大、
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、脳出血、
神経衰弱、神経痛、関節炎、関節痛、リウマチ、喘息、アトピー、便秘、不眠症、肥満、痩せすぎ、
骨格形成不全、血液不良、肝臓機能障害、脾臓機能障害、
メニエル氏病、バセドー氏病、甲状腺機能障害、膠原病、ベーチェット病、クル病、筋ジストロフィー、若白髪、小皺、しみ、にきび、肌荒れ、吹き出物、皮膚炎、しもやけ、ひび、
あかぎれ、虫歯、慢性下痢、慢性胃炎、虚弱体質、口内炎、水虫、
明るさが無い、仕事嫌い、自閉症、引きこもり、暴力行為、集中力欠如、イライラ、居眠り、うつ病、
むくみ、知能が低い、慢性疲労、精力異常減退、朝起きられない、
骨折しやすい、鼻炎、鼻づまり、
風邪が治らない、視力が悪い、アレルギー体質、不妊症 などなど












参考資料・引用資料:
Web サイト
ドクター江部の糖尿病徒然日記 http://koujiebe.blog95.fc2.com/
夏井睦医師のHP http://www.wound-treatment.jp/title_new.htm
糖質制限マトメ(NAVER まとめ) http://matome.naver.jp/topic/1M55o
NHKゆうどきHP http://www.nhk.or.jp/you-doki/archive/life/20120827.html
ウレぴあ総研 http://ure.pia.co.jp/articles/-/21095
DIME
http://dime.jp/genre/65361/
DIAMOND Online
http://diamond.jp/articles/-/49647
ゆうメンタルクリニック(マンガ) http://yakb.net/man/46.html
カルピンチョ先生のHP
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat26/